治療器具のご説明
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当医院で使用する治療器具の一部をご紹介致します。
基本的に最初に使用する器具ですが、トレー、コップ、
滅菌バッグ内のピンセット、ミラー、吸引チップなどは
すべてケミクレーブによる滅菌剤を使用し、
これらを置く台、周辺部は毎回消毒スプレー、
消毒用布にて消毒しています。
CTスキャンおよびパノラマレントゲン複合機
CTスキャンおよびパノラマレントゲン複合機です。
歯科に特化したCT撮影装置。
親知らずの抜歯(3次元画像での安全な抜歯)、歯根端にある病巣の正確な範囲、大きさの診断をします。歯槽骨再生手術、歯の移植手術で使用いたします。
レーザー治療器
炭酸ガスレーザーです。
切開、疼痛緩和、殺菌、歯槽膿漏治療、歯の神経の保存、むし歯の抑制など多彩な治療に使用します。
超酸化水生成装置
加圧滅菌できない機材、器具などを数十秒から数分で殺菌消毒!
強酸性電解水の物性として、
・PHが2.7以下
・酸化還元電位+1.1V以上
・溶存酸素濃度15ppm以上
・溶存塩素濃度20~40ppm
が挙げられます。
生体モニター
心電計・血圧計・脈拍などを自動計測します。
動脈血の酸素飽和濃度、冠状動脈の血流量、脳への血流量を自動計算し異常が有れば警告が表示されます。
治療中の体調状態を継続的に把握しながらの治療が行えます。
笑気吸入鎮静法との併用は特に有用です。
ダイアグノデント
レーザーで歯の質の変化を感知し、数値で表示します。
ダイアグノデントは、歯質に当てたレーザー光の反射を解析し、数値と音色に置きかえることにより、歯質の変化を高精度で解析します。
視診・触診やX線などによる診断よりも高い確率で初期カリエスを発見します。
特に見つけることが困難とされる臼歯部裂溝の診断に有効で、患者さんのカリエスリスクを考慮しながら予防(再石灰化など)や、処置・管理(最小限の切削)を行うことができます。
ケミクレーブ(特殊アルコールを用いた高圧蒸気滅菌機)
細菌、ウイルス、芽胞などあらゆる病原菌を100%死滅させます。
当医院では外科的治療の器具、基本的器具(ミラー、ピンセット、吸引用チップ、コップ、トレーなど)などすべて滅菌済みです。
高温滅菌できない器具は、薬液による滅菌を実施しています。
尚、「消毒」と「滅菌」は明確な区別が有り、同じものでは有りません。
「消毒」は、病原菌を死滅および感染力失わせた状態にすることで「滅菌」は、あらゆる病原菌を100%死滅させた状態を指します。
オイルライザー(切削器具を殺菌消毒する装置)
120度のオイルの中に4分間浸漬することにより殺菌消毒を行います。
当医院では歯を削る器具などは毎回使用後、すべてこの装置で殺菌消毒を行っています。 または高圧滅菌を行っています。
笑気吸入鎮静器
この装置で行う治療法は、精神鎮静法と云い非常にリラックスした状態で治療が行えます。
リラックスに加え痛みに対して鈍くなり痛みの恐怖心が無くなります。
小児、恐怖心の強い人、高血圧、脳血管障害、心疾患、痛みに弱い人など広範囲におよびます。
酸素が70~80%のため、ほぼ酸素吸入をしながらの治療といえます。
現在の笑気吸入鎮静器は2重3重の安全装置が備えてあり、非常に安全な装置です。
バイタライト
治療ユニット上部照明に使用皮膚、粘膜、歯の色調など、正確に観察できます。
太陽と同じ色温度5500Kで、演色性Ra94。
まぶしさが少ないので目の疲労も軽減され、動植物に有益な太陽光に近い波長バランスです。
三波長の蛍光灯の5倍の価格であまり使用されていないのが現状です。
微妙な色合いまで正確に演出し、物の輪郭がすみずみまではっきり見え、繊細な目視検査に最適です。
顕微鏡
右上:位相差顕微鏡
口の中の細菌を生きた状態で直ぐに観察できる顕微鏡です。細菌の菌数・種類で予後判定などでき、今後の治療指針の決定で有用な装置です。
左下:実態顕微鏡
対物レンズが2対あるため立体像で拡大するため、対象物を正確に観察することができます。